ハッとして!BOOK

本好きによる、本好きのためのブログ。主に小説。自分でも書きます。

ラ・ラ・ランドを観た感想。恋と夢はトレードオフなのか?

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ララランドを観た。観終わった瞬間、「あらら、終わっちゃった」と思った。

みんなが大絶賛してるから、ボロ泣きして、切なくなって、家に帰って1人で物思いに耽るのかと思ったら、違った。

 

でも、良い映画っていうのは、観終わった後にじわじわと感情をえぐってくる作品だと思ってる。ララランドはそれだった。

観終わって数日してから、「あのシーン良かったな…」とか思い出されてきた。最近になって、やっと映画の感想を噛み砕けてきた。

 

恋と夢はトレードオフなのか?

ララランドのストーリーは、めちゃくちゃベタだ。あるあるだ。夢追いあるあるだ。

 

夢を追ってたけど、恋人を思って現実的な仕事を選択するとか、

夢を追ってたけど、辛い経験をしすぎて傷つきたくなくて諦めるとか、

恋人は成功したけど、もう1人は不遇なままですれ違いになっちゃうとか、

最終的に、夢は叶ったけど、恋は成就しなかったとかとかとか。

もうあるあるすぎて、展開が予想できちゃう。わかりやすくて良いけどね。

 

印象に残ったのは、「夢の達成が近づくにつれて、2人の距離が離れる」というトレードオフ関係。ストーリーの核になってた。

トレードオフ(英: Trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである。 トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。

トレードオフ - Wikipedia

夢を追うほど、恋人とは距離ができる。

どちらかがサポートに回れば、現実的にやっていけるのかもしれないけれど、夢追い同士だと恋愛関係になるのは難しいのね。

 

ラストシーンで、夢が叶えて、新しい恋人と家庭を築いたミアは、幸せそうだった。

夢が叶ったけど、恋人はいないように見えたセブは、ものすごく寂しそうだった。

ミアは「ふっ、夢叶えたんだ。良かったじゃん」みたいな表情をして、名残惜しむ様子もなく去っていく。セブは寂しさをこらえながら、仕事に戻る。あぁ、切ない。

男だからセブに感情移入しちゃう。そうなんだよね、女の子はなぜか吹っ切れるよね。

 

欲張りだからどっちも欲しい

映画を観た椎名林檎さんのコメントが好き。

よくばりなわたしたちの人生には必要なものばかり。どれを失ってもこまるのにだれも約束してくれない。いちばんたいせつなひとと一緒に観るべき映画です。

人間は欲張り。

夢も叶えたいし、恋もしたい。1つでも手に入らないと、文句をタラタラ言い続ける。

 

僕は両方欲しい。

夢も叶えたいし、好きな人と一緒にいたい。

夢追い人同士がくっつく方法もある。

同じ夢持っている人を好きになれれば良い。

 

ケンカ多そうだけど、そんな生き方がいい。

 

 

▼かるびさんのレビューがすごすぎて、ちゃんとしたレビューを書く気が失せました笑